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高砂熱学工業株式会社

40年自社開発を続けた基幹システムから脱却/高砂熱学工業が「HUE」を選ぶ理由

高砂熱学工業株式会社は、空調設備工事を中心とする技術力やノウハウ、実績を蓄積する環境エンジニアリング企業として、空調設備業界トップの売上を誇る。

同社は、2017年秋に「HUE」Suiteを採用。40年にわたり自社開発を続けた基幹システムの全面刷新に踏み切った。高砂熱学工業株式会社 経営企画部副部長 兼 システム企画室長 古谷元一氏が、2017年11月22日(水)開催の「COMPANY Forum 2017」で、次期基幹システムの検討経緯や「HUE」を選んだ理由を語った。

業務改革に基幹システムがついていかない

「今、まさに『HUE』による基幹システム刷新プロジェクトを進めているところ。」

古谷氏は、こう話を切り出した。同社は、これまで40年にわたり基幹システムを自社で開発してきた。「刷新する一番の理由は、システムの陳腐化、耐用の限界であった。歴史あるシステムといえば聞こえはいいが、その分、使う技術はもはやその仕組みを理解できる人もいないほどの古さ。法制度改正への対応をはじめ、頻繁にプログラムを改修しなければならないが、技術者の高齢化もあいまって運用人員を思うように確保できなくなっていた。」


基幹システムの全面刷新に踏み切ったのは、2017年度からスタートする中期経営計画 “iNnovate on 2019 just move on!” の存在があった。「10年となると自信はないが、あと6~7年であれば、従前の自社開発システムをだましだまし運用することはできたかもしれない。ただ、中期経営計画に基づき、新たなビジネスモデルの展開やIoT・AIなどを活用していくには、このタイミングしかなかった」と古谷氏はいう。

さらに建設業では、長時間労働の削減が喫緊の課題と認識されている。「当社でも経営陣が旗を振って業務改革に取り組み始めている。そうなってくると、自社開発システムの改修ではとてもでないが耐え切れない。」新事業に対応する経営基盤構築、グループ連携の強化、高度化する業務への対応、ペーパーレス化、マルチデバイス対応・・・。根本から基幹システムのあり方を見直さなければいけない。同社は、中期経営計画での取り組みをもとに新基幹システムで実現すべき要件を整理し、ERPパッケージを前提にシステム検討を行う方針を打ち出した。

『HUE』は日本初のグローバルで使えるクラウド型ERPだと思う

「既製品をベースにしようと。それも、以前からあるオンプレミス型ではなく、最近出だしたクラウドサービス型のERPを使っていくことが保守・運用面を含めて一番良いだろうという結論に達した。」

様々な評価項目をもとに比較検討する中で、古谷氏は選定のポイントを次のように述べた。「至極当然だが、既製品を選ぶ時点でその標準機能に自社の業務を合わせなければいけない。不足する機能すべてを自社開発でアドオンしていては、既製品を選ぶ意味がなくなる。だから、アドオン開発が極力必要ないものを選ぶことが成否を分けると考えている。」


それだけに、他製品と比較した結果、「HUE」標準機能による業務適合率の高さが一つの決め手になった。さらに、システムへの入力負荷をなくす、次の作業をサジェストするなど、AI技術を搭載する「HUE」は使い続けるほど業務をアシストできるようになる。そうなれば、労働時間の削減につなげることができる。「『HUE』は、建設業特有の機能群を標準搭載する数少ない既製品だった。また、工事業にとどまらず、様々なサービス事業を展開していくことを考えると、あらゆる業種の業務変化に対応できる柔軟性を評価した。」

システム保守・運用の迅速化や負荷軽減は、多くの企業の情報システム部門にとって共通の悩みであろう。最後に古谷氏はこう講演を締めくくった。「情報システム部門は、費用対効果が分かりにくい、対応に時間がかかるなどと言われることもあるが、それでもめげずに会社の縁の下の力持ちとして頑張っていると思う。一朝一夕に解決できることではないが、業務の生産性向上は必ずどの企業も取り組まなければいけないこと。ワークスと協力して、『HUE』が私たちのそんな悩みを少しでも軽くしてくれて、また業務改革の中核的存在になってくれることを期待する。」



*本内容は開催当時のものとなります。


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