三菱化学株式会社

グループ会社へのスムーズな展開が導入のきっかけに~総合化学事業をてがける三菱化学のパッケージ選定~

総合化学で国内首位、世界でも有数の規模を誇る三菱化学株式会社。CD-R/RWやDVDなどの光ディスクメーカーとしても名高く、「Kagakuが未来をひらきます/Good “Chemistry” for Tomorrow」をグループ理念に、石油化学事業をはじめ、機能商品事業、医薬品などのヘルスケア事業等をグループ各社で幅広く展開している。

ERPパッケージの選定に際しては、グループ全体としてのメリットを追求し、様々な事業分野に展開するグループ各社の独自の制度にも対応可能なCOMPANY導入を決定した。

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グループ会社へのスムーズな展開を目指してパッケージを導入

三菱化学グループは、1980年代から人事業務に関してホストコンピューターシステムを構築。人事データベースを作り、各事業所や関係各社に端末を設置してグループ全体でオンライン処理を行っていたが、多くの日本の企業がシステムのERP化、パッケージ化を目指した流れを受け、1998年からパッケージ導入を検討し、2000年にあるパッケージシステムへの移行を行った。

総合企業のつねとして、三菱化学グループも、グループ内に様々な業種・業態の企業が存在する。本体の三菱化学のような化学メーカーを筆頭に、商社、物流会社、エンジニアリング会社、シンクタンクまでも抱えているのだ。各会社とも、それぞれの業種の特性が反映された人事・給与制度を有している。標準機能が少ないパッケージをグループ展開する場合には膨大な作り込みが発生し、コストを含め、システムの開発・運営負荷が大きくなってしまう点が問題だった。

そのため、グループ展開の加速等を狙った再度のERPパッケージの選定では、クオリティの高さやコストに加え、日本の企業を取り巻く社会制度や労働環境等の変化へのきめ細かな対応が大きなポイントとなった。

当初は疑問だったCOMPANYのコンセプト

COMPANYを選定し、現在導入にも携わっている三菱化学グループの総合人材会社・人事業務運営会社であるアルパスタッフ株式会社の二又一幸・人事運営センター長は、初めてCOMPANYのコンセプトを聞いたときを「本当にびっくりしました」と振り返る。当時は、「ノーカスタマイズで実際に使えるのだろうか…」と、社内でも危惧する声が上がったそうだ。

しかし、個々の導入企業に合わせて必要な機能を追加開発するのではなく、最初から日本の大手企業が必要とする機能を取り揃えているというビジネスモデルを持ったERPパッケージであることが徐々に理解されたという。

選定時にはERPパッケージシステムの再導入に伴う付加コストも問題となったが、グループ各社にも作り込みなしで導入できるというメリット、稼動後の運営費用(保守料)が一定で先々のシステムコストが見えるというメリットが、COMPANYが社内に受け入れられる要因の一つになった。

進化し続けるパッケージへの期待

二又氏は、「すべての導入企業が同じパッケージを使うことで、ノウハウが蓄積したERPパッケージだから、高いクオリティを維持できる」とCOMPANYを評価している。

最先端の人事制度や運用のトレンドも、すでに取り組んでいる企業があれば、COMPANYを通じてその成果が他の導入企業に提供される。

「一つの製品に開発リソースを集中投下するからこそ、進化しつづけるERPパッケージなんだと理解しています。各社の要望がCOMPANYに取り込まれて、その成果を我々が活用できる循環が素晴らしいと思っています」

現在、三菱化学ではノウハウの循環を活用する日を目指し、カットオーバーに向けて導入が着々と進んでいる。

※本原稿は2004年7月28・29・30日に開催された「ヒューマンキャピタル2004」展の当社ブースにて放映されたVTRインタビューに基づいています。

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