三菱レイヨン株式会社

~ なぜその業務は必要なのか? 発想の転換による人事BPR ~

「デファクトスタンダードの「COMPANY」活用により、スピーディな人事改革を実現」

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三菱レイヨンは、世界的にもユニークで強みのあるアクリル樹脂を含むMMA系事業や炭素繊維・複合材料事業、世界トップレベルであるアクア事業を展開し、最高の質を追求することで、KAITEKI*社会の実現に貢献しています。

※ KAITEKIとは、人間にとっての心地よさ、社会にとっての快適、地球にとっての快適をあわせ持ったもので、真に持続可能な状態を意味します。

POINT OF PROJECT

導入の背景

度重なる法改正・制度改定や管理対象会社の増加にともなう自社開発システムの改修に、多大な工数を要しており、これ以上の追加開発や業務改善は困難であった。

検討の目的

パッケージを最大限活用することで、人事BPRを実施。複雑化した業務の効率化・高質化を図り、人事部門として本来あるべき戦略的人材の活用を目指す。

採用の決め手

制度・業務の見直しにも、大手企業が必要な業務機能を標準機能として網羅する「COMPANY」であれば、パラメータの設定変更だけで対応可能。これにより、メンテナンスの負荷軽減を図る。

導入後の効果

「COMPANY」の積極的活用により、スピーディな制度・業務改革を実現。今後も積極的に改善を積み重ね、事業会社間の垣根を越えた人材活用を視野に、さらなる改革に取り組んでいく。

PROJECT HISTORY

デファクトスタンダードの「COMPANY」を羅針盤に人事BPRを決意

同社の自社開発システムは、利用開始から20年が経過していた。その中で、度重なる法改正や人事・労務制度改定、グループ会社の人事・給与業務の受託開始にともなうシステム改修に、膨大な工数を要していた。システムが限界に達している。システムの見直しがはじまった。
システム選定においては、海外製のパッケージシステムも比較していたが、標準機能だけでは同社独自の制度に対応できず、膨大なカスタマイズが必要であり、今までとメンテナンス工数が変わらない可能性があった。一方「COMPANY」は、大手企業が必要とする機能すべてが標準で備わっており、パラメータの設定で導入を進められるため、スピード感があることが一番の決め手となった。また、人事システムのデファクトスタンダード「COMPANY」の導入をきっかけに「システムではできない運用は、思い切ってBPRで制度を変えていこう」、という発想をもてるようになった。

    ”これまでのやりかたに固執するのではなく、
       業務の本来の目的に照らしあわせ、必要な業務・制度を再設計する”

同社が人事システムに求める機能には、①制度に沿って着実に行う「実務業務」、②労務管理等の管理者の活動を支える「部門支援」、③社員個人の活動を支える「社員支援」、④人材マネジメントを支える「人材活用支援」がある。旧システムは、「実務業務」に重きをおいて開発しており、「部門支援」と「社員支援」に関しては一部システム化にとどまっていた。「人材活用支援」に関しては、手が回らずほとんど取り組めていない状態であった。
「COMPANY」の導入にあたっては、「実務業務」の効率化、「部門支援」「社員支援」は効率化を図るとともに、新たに「人材活用支援」を行うことを目的とした。

豊富な標準機能により業務を効率化。スピーディな制度・業務改革を実現

“人事部門として、新たな取り組みを始める際のスピードが変わった。””運用の見直し等に際しても設定の変更だけで対応できるのが「COMPANY」のよいところ。”
「COMPANY」の豊富な標準機能を積極的に活用することで、業務効率化はもちろん、これまではできなかった新しい制度・業務へ取り組むこともできるようになった。と人事担当者は語る。

これまで紙を配布して行っていた年末調整業務は、「COMPANY Web Service(CWS)」を活用し電子化させることで、人事担当者のチェック作業を格段に減らし、効率化を実現した。
また導入後、新たにアセスメント研修を実施することになった。研修担当者からは、①ディメンション毎に数値化した研修結果を視覚的に本人および上司へ開示したい。②本人および上司に育成計画シートを記入させ、保持したい。ただし、シートの構成は流動的につくれるようにしたい。という要望があった。これまでであれば、運用開始までシステムの要件定義・開発と膨大な工数を要していたが、「COMPANY」であれば、すでにある標準機能の中から利用機能選定・パラメータ設定を行うだけなので、圧倒的に時間を短縮することができ、わずか1ヶ月で運用を開始した。

無償バージョンアップによって提供される新機能を積極的に活用し、
さらなる改革に取り組む

「COMPANY」は非常に改善速度が速く、次々と新しい機能が実装されるので、これまでできなくて諦めていたことができるようになったり、機能から新たな発想を得ることができるため、積極的にバージョンアップを行っていきたいという。

同社は、三菱ケミカルホールホールディングスグループとして”協奏”し、強みを発揮していこうという流れの中、事業会社間の人事交流も視野に、今後は中長期的な人材活用への取り組みに着手する。
人材活用を考えるにあたっては、大きくは「過去情報」と「キャリア情報」の把握が不可欠である。同社の場合、過去情報とは、異動履歴、職務経験履歴、教育受講履歴等を指し、キャリア情報は、「社員」「上司=会社」のそれぞれの視点による「中長期的キャリア志向~育成方針」「短期的キャリア希望~育成手段」等を指す。
社員個人の希望と上司(会社)のニーズの明確化と計画的なキャリア形成の実現を目的に、これまで管理していなかった職務経験履歴を整備し、キャリア情報と組み合わせたキャリアシートを「COMPANY」上で管理していく予定だ。 

「ここまでできたからおしまい」というゴール設定をせず、業務の効率性や正確性、使い勝手の良さ等、積極的に改善を積み重ね、よりよいものを作り上げていく。

※本記事は2012年7月に実施したインタビューを元に作成しております。

三菱レイヨン株式会社 会社概要

業種
繊維製品
従業員
約6,500名
本社所在地
東京都千代田区

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