株式会社フジ・メディア・ホールディングス様
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フジ・メディア・ホールディングス、「HUE Classic Cash Management」を採用
国内唯一の大手企業向け統合財務・資金管理パッケージの利用で業務効率化を実現
表計算ソフトをベースとしたEUC(エンド・ユーザー・コンピューティング)から、システム化による、財務情報の一元管理と業務標準化を目指す
株式会社フジテレビジョンを始めとするフジサンケイグループの事業統括を行う持株会社であるフジ・メディア・ホールディングスでは、財務情報の一元管理と業務の標準化を目指して、「HUE Classic Cash Management」の採用を決定しました。
フジ・メディア・ホールディングスでは、財務・資金管理業務において、社債、貸付金、借入金、有価証券等、各種金融商品の情報を複数人が各々管理していました。その為、仕様の統一がされておらず、結果として一連の業務が煩雑化しておりました。このような課題を解消する為、多様な資金調達や運用管理業務を行う基盤として、情報を一元的に管理することが可能なシステムが検討されました。
国内唯一の統合的な財務・資金管理パッケージとして評価
システム化の検討にあたっては、以下の3点が重視されました。
- 様々な金融商品の契約登録から支払作成・仕訳までの一連の業務を網羅していること。
- 既存の会計システム、金融系CMS(※)との柔軟な連携が可能なこと。
- 今後、グループ全体の資金情報を統合管理していく事も睨み機能の拡張性があること。
複数のシステムを比較検討した結果、これらの要件を大手企業向けパッケージソフトとして唯一標準機能で実装していた、「HUE Classic Cash Management」が採用されました。
「HUE Classic Cash Management」利用範囲の拡大に向けて
フジ・メディア・ホールディングスでは、「HUE Classic」の活用により、契約登録から支払作成・仕訳などが会計システムと連動することが可能となりました。財務情報を統合的に管理することで、ヒューマンエラーの発生しにくい財務業務の標準化が実現されております。今後、段階的に資金管理業務についても、拡張していく予定です。
統合財務・資金管理パッケージ「HUE Classic Cash Management」の特長
「HUE Classic Cash Management」は、貸付金、借入金、有価証券、デリバティブ、CP、社債、定期預金などの各種金融情報の統合管理から、資金予測や資金実績などの資金繰り管理、さらにプーリング、ネッティング、支払代行などグループ内のCMS(※)といった豊富な標準機能を搭載し、財務業務の支援に特化した統合型財務・資金管理システム(Treasury Management System:TMS)です。各会社が固有の方法で管理することより発生していたヒューマンエラーを低減することや、有利子負債の圧縮や振込手数料の削減など、グループ経営の効率化に大きく寄与できるパッケージソフトです。
「HUE Classic Cash Management」システム全体像

※CMS:グループ経営を行う企業体などで、グループ全体の現金や流動資産を一元管理し、グループ各社で生じる資金の過不足を調整することで、効率的な資金利用を図るシステム
※本記事は2011年2月の内容です。