日揮プラントイノベーション株式会社様
“ルーティン”から“思考”への業務シフト
「HUE」が経理の仕事を変える
2017年11月22日(水)に開催した「COMPANY Forum 2017」での
日揮プラントイノベーション株式会社(JPI) 経理部 部長 戸島民雄氏の講演内容を
ダイジェストでお届けします。
「HUE」でルーティンワークを激減へ
十数年使用するスクラッチシステムが老朽化し、メンテナンスの属人化やそれに伴うトラブルの対応に、JPIは一抹の不安を抱えていた。さらに、業界の変化や統合によって増えた新業務への対応が困難になってきた。そこで、2014年11月に社内で新基幹システムの再構築プロジェクトを発足し、2016年5月に「HUE」導入を決めた。その基本方針は2つだ。1つは、将来の事業展開を見据えた、業務の効率化。もう1つは、ルーティンワークを激減させ、考える業務へのシフトである。
ベンダー12社を比較検討し、選定した決め手とは?
JPIはどのような観点で「HUE」を選んだのか。まず、標準機能の網羅性や操作性が優れ、採用時点の業務要件に十分耐えられる点が高く評価された。「ベンダー12社を比較したが、『HUE』だけがかなり進んでいた」という戸島氏は、業務改善を自ら主体的に実施できるところにも魅力を感じたと語る。何より、カスタマイズが不要でバージョンアップが無償、かつ定額保守料で対応できる。固定費の可視化が可能になることで、全体のコスト削減が進めやすい点が決め手となった。
「HUE」が仕訳を起票してくれる—導入効果と今後の期待
稼動後の一番の効果は、経理のチェック業務がほぼなくなったことにある。サジェスト機能の活用により、入力工数が大幅に削減。さらには、経理担当ではなく「HUE」が仕訳を起票する。例えば、“ガソリン代”と入力すれば、過去に利用したデータをもとに該当する仕訳を自動起票するといった具合で、仕訳を意識する必要すらない。「今まで時間をかけてマニュアルを作り、社内教育を行ってきた。一方で『HUE』は使い勝手が非常によく、マニュアルすらなくて大丈夫」と、業務全体の工数削減にもなっている。
今後は、積み上げてきた経験・知識を「HUE」に学習させることで、ルーティンワークの自動化に 注力していく。戸島氏は「管理会計の仕組み作り等、私たちで考える業務であっても、気づけない面も多分にある。『HUE』が提案する内容をもとに、経営者に経営情報を提供できるようにしていきたい」と期待を寄せた。
日揮プラントイノベーション株式会社(JPI)
経理部 部長 戸島民雄氏
ワークスが主催する「COMPANY Forum」は、その年のトレンドに合わせた有識者や企業の方々に登壇していただくビジネスフォーラム。
国を挙げて“働き方改革”が叫ばれた2017年は、Workforce Innovationをテーマにし、人工知能(AI)をはじめとする最先端技術・ビッグデータの活用等、多彩なセッションを開催しました。
掲載日 2018年4月24日(火)
※本内容は開催当時のものとなります。
導入事例
会計
ダスキン
IT投資コスト削減を狙い「HUE」採用
経営効率を最適化し、持続的成長を目指す