明治様、朝日航洋様ご登壇!
ワークスアプリケーションズのユーザー会 年次定例会を開催
ー デジタルインボイス対応など、各製品の開発方針も発表 ー

2022年10月24日
株式会社ワークスアプリケーションズ

 株式会社ワークスアプリケーションズ(本社:東京都千代田区、代表取締役最高経営責任者:秦修)は、ワークスアプリケーションズ・グループ(以下、WAP)のユーザー企業によって構成されるユーザー会「ユーザーコミッティ」(以下、UC)の年次定例会を9月28日にオンラインで開催しました。

 UC定例会は、ユーザー企業同士、ユーザー企業とWAPの相互理解および発展に向け、毎年開催しています。26回目となる今回は、南海システムソリューションズ株式会社様にUC幹事会を代表してご挨拶頂いたほか、今年4月に会計システムを「HUE ACシリーズ」にアップグレード頂いた株式会社明治様、グループウェア「ArielAirOne」を最新バージョンにアップデート頂いた朝日航洋株式会社様にご登壇頂きました。

1.大手企業2,200社のノウハウが集まる場「ユーザーコミッティ」

WAP製品は、「ノーカスタマイズ」「無償バージョンアップ」「高い業務適合率(網羅性)」をコンセプトとしています。すべてのユーザー企業がノーカスタマイズで同じ製品を使用されているからこそ、ユーザー同士の交流によって、各社のシステム運用に有効活用できるノウハウが得られると考えています。

さらにUCでは、ノウハウ共有だけでなく、同じ製品を使用している他業種の幅広いユーザー企業と関係性を築くことができ、協業や連携などのビジネスチャンスの創出にも繋がっています。南海システムソリューションズ株式会社様は本定例会でのご挨拶のなかで、「これまでのUC活動を通して得たユーザー同士の繋がりは財産である」とお話し頂いています。また、UCで寄せられたユーザー企業からのご要望はWAPの製品開発にも活かしており、お客様の声をふまえた機能追加による業務網羅性・利便性の向上につなげています。

現在UCでは、年次定例会だけでなく、製品別/テーマ別/業界別の分科会や勉強会、製品の利活用を促進する機能説明会を定期的に開催しています。さらに、今後は定例会を年2回開催とし、次回は来春に実施する予定です。今後も、WAPはユーザー企業同士の情報交換を促進する取組みを進めていきます。

2.リアルな活用事例をお届けするユーザー講演

WAP製品は大手企業を中心とした約2,200社(320企業グループ)に導入されています。そのなかから、本定例会では、株式会社明治様の経理業務改革のための大規模プロジェクト、朝日航洋株式会社様のグループウェアのカスタムアプリを活用した業務効率化の実践例についてご講演を頂きました。

◆株式会社明治様(ご利用製品:HUE ACシリーズ
経理業務の変革!デジタル化・完全ペーパーレス化を達成し業務効率化&多様な働き方を実現
HUE ACシリーズへのアップグレードを機に年間約54万枚の紙削減、約2,400時間のファイリング作業削減を実現した株式会社明治様。経理部門として目指す姿、そしてそれをHUEやその他周辺システムを活用してどう実現したのか、プロジェクトの全貌についてご講演頂きました。

(写真左から)株式会社明治 河合様、望月様、古賀様、WAP 藤原

朝日航洋株式会社様(ご利用製品:ArielAirOne
カスタムアプリを有効活用!情報システム部門における業務効率化
NotesからArielに移行した2014年以降、Arielを活用し続け、様々な業務効率化を実現されている朝日航洋株式会社様。自社で開発されているカスタムアプリや、Mictosoft365との共存を目的としたArielAirOne Ver.12へのバージョンアップなどについて、ご講演頂きました。

(写真左から)朝日航洋株式会社 田端様、秋山様、WAP 藤原

3.日本のDX推進を目指すWAP製品の開発方針

WAPからは代表取締役からの挨拶に加え、「HUE」「ArielAirOne」の各製品担当執行役員より、今後の開発方針について発表を行いました。

◆デジタル化を見据えたERPの未来についてERP開発本部 執行役員 石川 翔悟)
昨今、情報伝達手段が紙からPDF、メールに変わる「電子化」が進んでいますが、これらはDXの途上であると考えます。私たちが目指すのは、ネットワークを介して情報がシームレスにつながることで情報入力業務がなくなる、「インプットレスの世界」の実現です。特に情報欠落が多い取引においては、取引先から来た情報を元に自社内の情報として加工するだけで業務が完結する抜本的な改善を目指しています。

請求書領域ではデジタルインボイス、決済領域では新ZEDI施策など、各省庁もDXに向けたネットワーク構築に乗り出しています。当社は、デジタルインボイス推進協議会への幹事会社としての参画、インプットレスを実現する製品の開発、HUEや周辺の会計領域や非会計領域の情報を集約しデータの利活用を図るDatagateの提供など、業界を推進する立場として真のDX化を進めて参ります。

◆Ariel事業におけるこれまでの取り組みと今期の戦略について(Ariel事業本部 執行役員 池亀 佑亮)
2022年6月にリリースした「ArielAirOne」Ver.12では、他社サービスとのシームレスな連携により、お客様の経験価値を高めるプラットフォームを実現すべく、Microsoft、Google、Slack、Zoom、LINE WORKSとのAPI連携を実施しました。

また、お客様の声を製品に反映するため、顧客満足度調査や分科会の開催によってユーザー企業様とのタッチポイントを増やし、情報発信強化とニーズ把握に取り組んでいます。その一例として、2022年度顧客満足度調査結果をもとに、操作性、デザイン性、カスタマーサポートの回答スピードといった8項目を注力テーマとして定めました。今年度はこのテーマを軸に機能強化や改善を進めていく所存です。

ワークスアプリケーションズ・グループについて

ワークスアプリケーションズ・グループは、1996年の創業以来、日本発の業務アプリケーションのパッケージソフトウェア会社として、主に国内の大手企業向けに製品・サービスを提供してまいりました。「働く」の概念を変え、仕事をより創造的なものへ、企業の生産性を高め、企業価値を拡大する、この企業理念のもと、ERPを軸としたソリューションプロバイダーとして、大手企業に加えて中堅・中小・スタートアップ企業のDX推進のパートナーとなれるよう、さらなる発展を目指していきます。

  • *会社名、製品名およびサービス名は各社の商標または登録商標です。

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