男性育休取得率2割→7割 FAMO(ファーモ)導入から半年
役職者も積極的に取得

2023年4月6日
株式会社ワークスアプリケーションズ

 男性社員にも対象を広げた育児支援制度「FAMO(ファーモ)サポート」を22年9月に導入して半年経過し、株式会社ワークスアプリケーションズ(本社:東京都千代田区、代表取締役最高経営責任者:秦修、以下WAP)では、この間の男性育児休暇取得率70.0%を記録しました。導入直前の半年(22年3~8月)の21%からおよそ50ポイント増えています。役職者の取得が半数を占め、上司の積極的な姿勢が部下にもいい影響を与えているようで、取得した男性社員のうち3人は、新設された「半育休」を選択し、週に2日だけ働きながら残りは育児に当てるなど、新しい働き方で仕事と育児の両立に努めています。
 23年4月から従業員1000人を超える企業は、男性の育休取得率の公表が義務づけられるなど、育休取得を促すことが企業に求められています。WAPは以前からフルフレックスタイム制を取り入れ、20年からはテレワークを導入するなど、育児だけでなく、さまざまなライフステージに合わせて一人ひとりが働き方を自由に選択できる環境を整えています。

上司が率先して取得 みんなが休みやすく

 22年9月から23年2月の6カ月で、対象の男性社員(期間中に子供が生まれた社員)10人のうち7人が育休を取得しました。年代は20~40代までさまざまです。育休の期間は1カ月未満が1人、1カ月以上3カ月未満が3人、3カ月以上が3人。3カ月未満で取得中の2人は期間延長の可能性も出ています。この間、女性の育休取得率は100%で、全体では89%となりました。取得した男性7人のうちマネジャーなど役職者が4人を占めています。システム開発を担う部門では、直属の上司・部下で同時期に育休を申請するケースも見られました。上司が積極的に休むことで、部署全体に休みやすい環境が生まれています。
 取得者のうち男性3人は、9月のリニューアルで新たに追加された「半育休」を選択しました。このうちの30代男性は、1カ月間の育休を取得した後、追加で1カ月間の半育休を取得しました。子どもの成長を見守り、育てる時間をなるべく長く確保したいと考える一方、長く休むことによる職場への負荷を懸念していました。働く時間を減らして育児と両立することにより、今後の生活の見通しを立てながら心の準備ができ、心身の負担が大幅に軽減されたと感じています。



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ワークスアプリケーションズ広報担当
pr@worksap.co.jp

性別問わず子を持つ社員を支援する「FAMOサポート」

 22年9月にリニューアルした「WAP FAMO(ファーモ)サポート制度」。名前は英語の “father and mother(父と母)” を略したもので、性別を問わず子どもがいる社員をサポートします。男性を対象に加えただけでなく、支援策も充実させています。「スムーズに職場復帰するため、育児休業中も少しだけ働きたい」という声を受けて、半育休制度を新設しました。仕事の調整をしやすくし、より休みを取りやすくする効果も期待されます。
 子どもの病気やケガの時などに利用できる「FAMOサポート休暇」は、従来は子ども1人当たり年5日でしたが、子どもの数にかかわらず年5日が追加されます。また産前産後休と育休を計6か月以上取って職場復帰した社員には、1年間勤めた後に休業前の年収の10%を復帰ボーナスとして支給します。

WAP FAMO(ファーモ)サポート制度の内容

復帰ボーナス

  休業前年収の10%

半育休

  週12~20時間未満の範囲で取得可

FAMO短時間勤務

  小学校卒業まで4~8時間/日の範囲で取得可

FAMOサポート休暇

  小学校卒業まで以下を毎年付与

  子の人数✕5日(有給)+5日(無給)

  ※社員の一部は対象外

ワークスアプリケーションズについて

ワークスアプリケーションズは、1996年の創業以来、日本発の業務アプリケーションのパッケージソフトウェア会社として、主に国内の大手企業向けに製品・サービスを提供してまいりました。「働く」の概念を変え、仕事をより創造的なものへ、企業の生産性を高め、企業価値を拡大する、この企業理念のもと、ERPを軸としたソリューションプロバイダーとして、大手企業に加えて中堅・中小・スタートアップ企業のDX推進のパートナーとなれるよう、さらなる発展を目指していきます。

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