ワークスアプリケーションズのユーザー会 定例会を開催
初の座談会で製品・サービスの活用方法を相互共有も

2023年4月24日
株式会社ワークスアプリケーションズ

 株式会社ワークスアプリケーションズ(本社:東京都千代田区、代表取締役最高経営責任者:秦修、以下、WAP)はユーザー企業によって構成される「ユーザーコミッティ」(以下、UC)の年次定例会を2月14日にオンライン/オフライン同時開催にて実施し、計45法人・団体/56名の方にご参加いただきました。

 UC定例会は、ユーザー企業同士またユーザー企業とWAPの相互理解および発展に向けて、本年より年に2回開催しています。27回目となる今回は、東洋合成工業株式会社様にUC幹事会を代表してご挨拶いただいたほか、WAPより、事業の状況および各製品の来期に向けた方針等のご報告をいたしました。また、今年WAP製品利用歴10年となられるユーザー様を表彰する10YEARS Awardでは、代表してディップ株式会社様にご挨拶いただきました。定例会の第2部では、ユーザー企業同士の交流を深めるため、UC初の試みとなる座談会を実施しました。

第1部 秦からのご報告の様子

1.100%が満足と回答 初の座談会開催

 第2部で開催したユーザー企業同士の座談会では、各グループで法改正対応やシステム活用事例などについて情報交換いただきました。HUEユーザーは法改正(電子帳簿保存法/インボイス制度)対応や次世代システム要件(DXやペーパーレス等)についてをテーマに、Arielユーザーはワークフロー/ポータル等のAriel製品の活用やシステム関連のお悩みについて等をテーマに、活発に議論いただきました。それぞれの企業が抱える課題や悩みだけでなく、体験談やシステム活用例などにも話は展開され、貴重な情報交換の場に。事後アンケートでは、第1部、第2部ともに参加者全員が「とても満足している」「満足している」「どちらかといえば満足している」のいずれかを回答し、満足度が100%という非常に満足度の高い定例会となりました。

【参加者コメントより】
・企業の方針を聞くことができ、今後どういった方向に進もうとしているか把握できる非常に良い機会でした。
・WAP社の今後の方針が聞けて安心できました。製品の新機能や改善していきたいところなどの情報も報告していただけて良かったです。
・様々な会社の検討事項、課題が共有でき、認識していなかった問題点等も浮き彫りになった。
・他社様のインボイス制度・電帳法対応の”温度感”が分かった。
・弊社の知らない使い方などヒントが散りばめられておりました。
・他社さんのインボイス制度、電帳法対応、悩みが聞くことができ有意義だった。ほぼ悩んでいる問題が同じようなことが多く、少し安心した。

第2部 座談会の様子

2.日本のDX推進を目指すWAP製品の開発方針

 WAPからは、代表取締役の秦および「ArielAirOne」「HUE」の各製品担当執行役員 池亀と石川より、来期に向けたご報告をいたしました。秦は「お客様の声で成長する製品のため、本日も多数のご意見やフィードバックをいただきたい」と挨拶したうえで、直近の事業再編の進捗状況をご報告し、「昨年度のスローガン『堅守×強攻』のもと、守りを固めつつ攻めに転じる準備をしてきた。WAPは再び力強く前に進んでいる」と強調しました。池亀と石川からは、2022年の振り返りおよび今後の戦略について発表を行いました。


◆Ariel事業本部の活動報告と今後の活動について(Ariel事業本部 執行役員 池亀 佑亮)

 2022年は、お客様の潜在的に抱えている課題にお客様とともにフォーカスし、それに対するソリューションを一緒に考える活動、同時にArielの利活用の促進といった視点でコミュニケーションを取る方針を掲げていました。その結果、すべてのお客様とコミュニケーションを取り、課題についての議論やソリューションについての議論を進めることができました。
 製品開発部の活動については、2023年6月のVersion13に向けて、①ビジネスシーンの変化への対応としての製品エコシステム戦略推進、②デザイン性、操作性の追求としてのコア機能 UI/UX改善、③利便性の追求としての共通基盤、標準アプリの強化、④分かりやすいカスタムアプリ開発としてのSDKドキュメント改善、の4テーマについて開発を進めています。今後も、中長期の視点を持って着実に前に進んでいく所存です。


◆インプットレス世界への挑戦(ERP開発本部 執行役員 石川 翔悟)

 これまでに開発したペーパーレス対応として、電帳法の法改正において、証憑データの管理という概念を新しく導入し、①外部システムとの証票連携、②モバイルでの画像添付取込とOCR解析、③既存業務の流れを変えない紙・PDF取込、の3つの機能を主に提供しています。また、お客様とともに、カメラ画像の高解像度化とネットワーク速度の乖離を解消して電子ファイルのアップロード時間を大幅に改善した実績をご紹介しました。
 インプットレス世界への挑戦の進捗としては、デジタルインボイスとその周辺業務のデジタル化として、事前稟議やマスタデータ管理の根本的な業務改革に資する機能開発方針を固めました。 
 我々はご提供した先でいかに業務改善できるかを一番のミッションと捉えています。お客様の声で成長し続けるERPでありたいと思っているため、これからもご意見いただければ幸いです。

3.大手企業2,200社のノウハウが集まる場「ユーザーコミッティ」

 WAP製品は、「ノーカスタマイズ」「無償バージョンアップ」「高い業務適合率(網羅性)」をコンセプトとしています。すべてのユーザー企業がノーカスタマイズで同じ製品を使用されているからこそ、ユーザー同士の交流によって、各社のシステム運用に有効活用できるノウハウが得られると考えています。さらにUCでは、ノウハウ共有だけでなく、同じ製品を使用している他業種の幅広いユーザー企業と関係性を築くことができ、協業や連携などのビジネスチャンスの創出にも繋がっています。また、UCで寄せられたユーザー企業からのご要望はWAPの製品開発にも活かしています。お客様の声がダイレクトにWAP製品開発部門に届く、その距離感が、より実務に沿った機能追加を可能とし、WAP製品の業務網羅性・利便性の向上に繋がっています。
 現在UCでは、年次定例会だけでなく、製品別/テーマ別/業界別の分科会や勉強会、製品の利活用を促進する機能説明会を定期的に開催しています。さらに本年より定例会は年2回の開催を予定しています。今後も、WAPはUCを通じてユーザー企業同士の情報交換を促進する取組みを進めていきます。

ワークスアプリケーションズについて

ワークスアプリケーションズは、1996年の創業以来、日本発の業務アプリケーションのパッケージソフトウェア会社として、主に国内の大手企業向けに製品・サービスを提供してまいりました。「働く」の概念を変え、仕事をより創造的なものへ、企業の生産性を高め、企業価値を拡大する、この企業理念のもと、ERPを軸としたソリューションプロバイダーとして、大手企業に加えて中堅・中小・スタートアップ企業のDX推進のパートナーとなれるよう、さらなる発展を目指していきます。

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