リリース
西松建設が汎用ワークフロー「ArielAirOne」を全社稼働
400帳票を集約し、運用効率と利便性を向上
2025/12/03
株式会社ワークスアプリケーションズ(本社:東京都千代田区、代表取締役CEO:秦修、以下 WAP)は、西松建設株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:細川雅一、以下 西松建設)が、WAPのワークフロー・開発基盤「ArielAirOne Framework(以下 Ariel)」を全社で稼働したことをお知らせします。
西松建設では、Arielを活用して約400種類の稟議・伺書を1つの申請アプリに集約しました。これにより承認フローの保守・運用負荷を大幅に軽減し、さらに現場業務に即したアプリ展開を進めることで、全社的な業務効率と利便性の向上を実現しています。

【導入の背景】申請業務の基盤を見直し
国内外で多様な建設事業を手がける西松建設では、従来利用していた他社ローコード開発ツールにおいて、帳票の多さや組織改変時の変更対応に加え、承認通知が1日1回に限られるなど、運用面で課題を抱えていました。
こうした課題を踏まえ、会計システムの大規模リプレイスにあわせて、申請業務の基盤も一体的に見直すことにしました。そのなかで、柔軟なローコード開発環境と、多様な帳票に対応できる構築力が評価され、Arielの導入に至りました。
【導入の効果】帳票集約と現場アプリ展開で利便性を向上
Arielの導入により、管理者は約400種類の稟議・伺書を1つの申請アプリに集約し、部署コード管理の見直しによって組織改変時の保守も容易になりました。利用者にとっては、承認通知が即時化され承認依頼に気づきやすくなったほか、最終承認後には申請者にも通知されるようになり、結果確認の手間が不要となりました。これにより業務効率と利便性が大きく向上しています。
さらに、「給与負担率登録」「設計依頼」「見積依頼」などのアプリも展開し、利便性は一層高まっています。導入にあたっては、WAPの開発支援サービスを活用し、業務に即したアプリ設計と円滑な展開を実現しました。現在は国内外で計約2,000名が利用しています。申請データは会計システム「HUE」との連携により、申請から会計処理までのプロセスが一貫してつながっているため、業務効率と利便性の向上に寄与しています。
<西松建設株式会社 技術戦略室 ICTシステム部 情報システム課 係長 藤門光太郎様からのコメント>
当社では会計システム刷新にあわせて、申請業務の仕組みを見直してきました。Arielの導入により、約400帳票を集約し、将来的な組織改変にも対応しやすい基盤を整備できたと考えています。承認通知がリアルタイムになったことで承認者・申請者双方の利便性が高まりました。さらにWAPの開発支援により、実運用に即したアプリ設計が実現できたことも成功の要因です。今後もArielの活用を拡げ、業務効率化を進めていきたいと思います。
【ArielAirOneについて】
スケジュール(カレンダー)や施設管理、Webサービス連携、ポータル、ファイル管理、ワークフロー開発など、情報共有をはじめコミュニケーションに必要な機能を備えたグループウェア・業務アプリ開発プラットフォームです。多彩な設定が可能で、企業文化に合わせた情報共有を促進するだけでなく、柔軟なアクセス権限設定により情報漏洩などを防止し、内部統制の強化にも寄与します。また、複雑な業務プロセスに適した高度な業務アプリケーションから、現場で簡単に作成できるアプリケーションまで、どちらも簡単に開発できます。学校法人近畿大学やグンゼ株式会社など、大手企業・法人に導入されています。
ArielAirOne Enterprise 製品サイトはこちら
ワークスアプリケーションズについて
ワークスアプリケーションズは、1996年に日本発のERPパッケージベンダーとして創業。ノーカスタマイズや無償バージョンアップなど革新的なソリューションで、国内大手企業を中心にお客様の成長を支援してきました。個が持つ可能性を信じ、企業と個の価値を最大化する「成長エンジン」となることを目指し、「作業」を「創造」に変え、「仕事」を楽しくすることを追求していきます。
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