パルシステム生活協同組合連合会様
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経理・財務基幹システムとして
「HUE Classic」AC シリーズをグループ24社に導入
「パルシステム生活協同組合連合会」は、首都圏を中心とした地域生協によって構成する連合会組織です。
食品を中心とした商品の供給事業や共済・保険事業、福祉事業・電力事業などを展開しています。
「心豊かなくらしと共生の社会を創ります」という理念を掲げ、全国の生協に先駆け1990年代から個人宅配を始め、ライフスタイルにあわせた注文方法を用意するなど、組合員のくらしに役立つ生協をめざし、絶えず新しい挑戦を実践しています。
パルシステム生活協同組合連合会(以下 パルシステム)ではグループ24法人で同一のシステムを導入し、全組織同時期での稼働開始が実現できました。グループ同一システムの利用により、従来のシステムから利便性を落とすことなく、データの連携作業や仕訳起票を削減しました。また、大規模法人のグループ統一システム運用で必要とされる、連結決算機能などを利用することで、業務の集約化・効率化の実現を目指しています。
導入の背景
パルシステムでは、グループ内で使用していた会計システムのメーカー側保守が終了することを受け、より効率的で使いやすい製品導入のためのプロジェクトを2017年11月に立ち上げ、必要な仕様の精査と具体的な製品選定に向けた検討を進めてきました。
旧システムでは主に以下3つの課題があり、これらをクリアできるかという視点で後継となるシステムの選定を進めてきました。
・データの手入力が非常に多く、入力作業に時間と多くの人員が割かれている状況であること
・グル-プ内取引において双方での二重仕訳が発生しており非効率となっていること
・経営報告資料なども含め会計システムから出力される帳票の加工作業に時間を要すること
「HUE Classic」ACシリーズの評価ポイント
パルシステムは次世代の経理・財務基幹システムの採用にあたり、「グループ経営管理を実現するための基盤を構築し、経営業務の効率化を実現する」という目標を立てました。このうち、選定の基準となっていた以下4つの柱を満たした製品であったため、採用に至りました。
・グループ統一で会計ソフトを導入すること
・決算早期化をグループ全体の目標とすること
・インプットとアウトプットについて柔軟性のある設計とすること
・業務の省力化と効率化を図ること
今後の見通し
パルシステムグループとして「HUE Classic」ACシリーズに対する習熟度を上げていく予定です。導入作業期間を経て1年間実運用を行ってきましたが、これからの数年を運用の定着化と業務効率化への推進期と位置づけ、グループ全組織統一したシステムを導入したメリットを十分に享受できるよう、引き続き効果的な運用の実現に対し必要な取り組みを進めていきます。
※本記事は2021年8月の内容です。