株式会社バイタルケーエスケー・ホールディングス様
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バイタルケーエスケー、財務会計システムとして「HUE Classic」を採用
事業統合に伴う環境変化に定額保守で対応、継続的な業務改善を図る
ここ十数年の間、医薬品卸業界では、スケールメリットによるコスト削減や、製薬メーカーに対する交渉力・営業力の強化を目的とした合併・業務提携などの業界再編が進んでいます。医薬品卸売事業をはじめ、動物薬卸売り事業、調剤薬局事業、介護事業などを展開する株式会社バイタルネットおよび株式会社ケーエスケーは2007年10月に2社間で業務提携契約を結び、2009年4月にはさらなるシナジーの実現を図るため事業統合を行い、共同持株会社として株式会社バイタルケーエスケー・ホールディングスを設立いたしました。事業統合に伴い、グループ全体のガバナンス強化と業務効率化を図るため、各社の業務統合とともにシステム基盤の構築が求められ、財務会計システムの検討を開始いたしました。
連結決算早期化と、迅速な経営判断をサポートする「HUE Classic」を採用
同社は、システム選定と業務見直しを同時並行で進めるなか、統合化を図ることのできる財務会計システムとして、主に以下の3点を評価し「HUE Classic」を採用いたしました。
- グループ全社のシステム基盤として、仕訳処理から単体決算・連結決算処理および開示書類の作成までをワンパッケージで対応し、連結決算早期化につなげられる点。
リアルタイムにグループ会社の情報を把握できるため、経営陣の迅速な意思決定を促します。 - ワークスが提供する無償サービス「BIPS(※1)」を利用することで、同業他社や自社の過去の「HUE Classic」運用状況を指標として、永続的に業務改善が可能な点。
- 統合化を図る中で予測できない要件変更に対して、「HUE Classic」は豊富な標準機能と無償バージョンアップの製品コンセプトにより、変化・変更に柔軟に対応できる点。
バイタルケーエスケーは、簡素化による業務統合だけではなくグループ会社の強みを活かしながら業務改善を実施してまいります。ワークスは、今後も「HUE Classic」を通じて、スピーディーに変化し続ける経営環境に追随するシステム基盤を提供し続けてまいります。
※1 「BIPS( Business Improvement Planning Support )」
「HUE Classic」ACシリーズを利用している顧客企業を対象に、システム導入時だけでなく稼動後も継続して経理財務業務の改善を支援する無償サービスです。 各社の「HUE Classic」運用データをワークスが取得し、独自の分析システムを使って運用状況を分析します。運用データをワークスに集約することで、個社の経理財務業務運用分析だけでなく、他社運用状況との比較も行えます。また、担当コンサルタントによる業務改善策のご提案や、各顧客企業内で取り組んでいる業務改善を共有する場の提供までを行います。
「HUE Classic」のビジネスモデル
業種・業態を問わず大手企業に必要となる業務機能を標準搭載しております。そのため、仕訳処理から単体・連結決算、開示書類の作成まで一連の経理財務業務にワンパッケージで対応することが可能です。また無償バージョンアップによって、法改正等の外部環境、制度や業務・運営体制変更等の内部環境、インフラ・アーキテクチャーの変化に対しても、常に標準機能を拡充してまいります。
※本記事は2014年6月の内容です。