リリース
WAP、「HUE ArielAirOne Business Platform」を強化
AIエージェントを中核とする統合基盤へ
2026/09/29
株式会社ワークスアプリケーションズ(本社:東京都千代田区、代表取締役CEO:秦修、以下 WAP)は、自社開発のAIエージェント「AquaAgent」を中核に、大手企業向けローコード開発・業務基盤「HUE ArielAirOne Business Platform」(以下、HUE Ariel BP)を、AIエージェント統合基盤へ強化し、本格展開します。HUE Ariel BPは、レガシーシステム、ERP、SaaSなどに分散するデータと業務プロセスを、企業のガバナンスを維持しながらAIが活用できる環境へ刷新します。AquaAgentは、利用者のアクセス権限に応じた社内情報の検索から、業務上の判断・実行支援、その結果の蓄積までを担います。人による判断や修正、例外対応を企業固有のナレッジとして蓄積し、継続的な業務改善に生かせる環境を順次提供します。

【開発の背景】
日本の大手企業には、レガシーシステムが今も多く残り、データや業務プロセス、意思決定の背景が個別のシステムや担当者に分散しています。WAPの調査では、システムの老朽化や限界を感じている回答者の47.6%が、刷新・移行を難しくする要因に「業務とデータの複雑性」を挙げました。生成AIの結果を業務につなげる際の課題では、「既存システム連携の困難さ」が46.6%で最多となりました。さらに、AIを実務へ組み込む際には、88.4%が「既存のアクセス権限と連動した参照範囲の制御」を、88.7%が「人による最終判断・修正履歴の保存」を重視。承認プロセスや監査証跡などを含む5項目すべてで8割を超えました(※1)。

データを集約するだけでは、複雑な業務プロセスは残り、AIの活用を実際の業務改善や実行につなげることは困難です。必要なのは、業務プロセスそのものを刷新し、データや企業固有のナレッジを、既存の権限や承認統制のもとでAIが活用できる環境です。こうした課題を解決するため、WAPはHUE Ariel BPを強化します。レガシーな業務プロセスの刷新、分散するデータの活用、人による判断や修正の蓄積を一体化し、企業のガバナンスを維持したままAIを実務に組み込める「AIエージェント統合基盤」へと進化させます。
【AIエージェント統合基盤へ進化するHUE ArielAirOne Business Platform】
HUE Ariel BPはこれまで、大手企業の複雑な業務プロセスをローコードで構築・改善する業務基盤として提供してきました。今回、従来から備えるローコード開発、高速全文検索、統合アクセス権限(ACL)などの機能にAquaAgentを組み合わせ、AIエージェントを実務に組み込める統合基盤へと進化させます。HUE Composable ERPをはじめ、他社のSaaSや既存システムと連携し、稟議・申請履歴、社内文書、意思決定の背景、他システムのデータなどを、利用者の権限に応じてAIが参照・活用できるようにします。主な強化点は以下の通りです。
1.レガシー刷新とAI活用を一体化
自社開発をはじめとするレガシーシステムをHUE Ariel BP上で再構築し、データと業務プロセスをモダナイズします。刷新と同時にAI活用の基盤を整えることで、システム刷新後にAI対応を追加する重複投資を抑えます。
2.業務を通じて企業固有のナレッジを蓄積
AquaAgentを申請・承認や文書管理などの業務プロセスに組み込み、情報検索、対応の提案、実行支援、結果の蓄積までをつなぎます。過去の稟議書や申請履歴、関連文書から類似案件の判断や対応を提示し、人による修正や最終判断、例外対応の内容とその結果を、次の案件で再利用できるナレッジとして蓄積します。これにより、個人の経験を組織の判断知へと変えていきます。
3.利用者ごとのアクセス権限をAIにも適用
HUE Ariel BPの統合アクセス権限(ACL)をAIの参照範囲に反映し、利用者が参照できる情報だけをAIの参照対象とします。権限のない情報を回答生成に利用しないよう制御するとともに、高速全文検索によって必要な社内情報への迅速なアクセスを支援します。既存の承認統制や監査性を維持したまま、AIを業務へ展開します。
【今後の展開】
今後は、Notesなどで個別開発された業務アプリケーションをはじめ、モダナイゼーションとAI活用の対象を拡大します。また、Microsoft CopilotなどのAIアシスタントや各種生成AIサービスとの連携を強化します。大手企業の業務変革を支援する中で培ったノウハウも、AquaAgentの機能や業務テンプレートに継続的に反映し、レガシー刷新からAIを活用した業務変革までを一体で支援します。
※1 【調査概要】
調査名称:大手企業における「独自業務データのAI活用」と「システムモダナイズ」に関する調査
調査期間:2026年9月11日~9月13日
調査方法:インターネット調査
調査対象:従業員数1,000名以上の企業に勤務する情報システム部門、DX推進部門、経営企画部門の責任者・実務担当者
有効回答数:1,003名
調査実施:株式会社ワークスアプリケーションズ
※本文中の数値は、自社開発システム、ワークフロー、グループウェア、情報共有システムのいずれかに老朽化または限界を感じている回答者584名を対象に集計したものです。
【HUEについて】
HUEは、日本の大手企業向けに開発されたAI-driven Platformです。お客様の声をもとに進化を続け、業種・業態を問わず幅広い業務要件に対応しています。HUE Composable ERP、HUE Business Platform、HUE Data Platformで構成され、AI活用を前提とした業務・データ基盤を提供します。2,500社以上での導入実績が、その信頼性と高い評価を支えています。
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ワークスアプリケーションズについて
ワークスアプリケーションズは、1996年に日本発のERPパッケージベンダーとして創業。ノーカスタマイズや無償バージョンアップなど革新的なソリューションで、国内大手企業を中心にお客様の成長を支援してきました。個が持つ可能性を信じ、企業と個の価値を最大化する「成長エンジン」となることを目指し、「作業」を「創造」に変え、「仕事」を楽しくすることを追求していきます。
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