「私立大学向けERPソリューション」の提供を開始
~会計業務の効率化により、法人運営のDX化を支援~

2021年11月30日
株式会社ワークスアプリケーションズ
株式会社ワークスアプリケーションズ・エンタープライズ

 株式会社ワークスアプリケーションズ(本社:東京都千代田区、代表取締役最高経営責任者:秦修)のグループ会社である株式会社ワークスアプリケーションズ・エンタープライズ(本社:東京都千代田区、代表取締役社長執行役員:宮原雅彦、以下「WAPE」)は、ワークスアプリケーションズグループ(以下「ワークス」)の「私立大学向けERPソリューション」の提供を開始したことをお知らせします。

 国内2,000以上の企業や組織・団体にご利用頂いているワークスの財務会計システム「HUE AC」シリーズに「研究費管理」「学納金管理」といった学校法人(私立大学)特有の機能追加を行い、学校法人の会計業務に加え、予算管理・入出金管理を一元管理します。また、ワークスが提供するグループウェア・ワークフロー製品「ArielAirOne」や全自動AIチャットボット「HUE チャットボット」、タスク進捗管理サービス「HUE プロジェクトボード」とクラウド連携させることで、組織内外のコミュニケーション領域の改善および円滑化に繋げ、会計分野のみならず法人運営のDX化を総合的に支援することが可能となります。

背景

コロナ禍の影響でリモートワークが強く推奨されたことにより、民間企業のDX化は加速度的に進みました。一方で、学校法人は、オンライン教育が実施される中、法人運営においては業界特有の会計基準等が存在することから、民間企業に比べ基幹システムの製品数が限られ、DX化を阻む要因となっていました。さらに、既存の学校法人向け基幹システムでは、規模の大きな学校法人特有の複雑な業務要件を網羅することができず、個別のアドオンやカスタマイズが不可欠となっていました。

概要

ワークスでは、従前から学校法人向けの機能として「予算執行統制」「資金収支計算書・財産目録・基本金管理」を財務会計システム「HUE AC」シリーズに搭載していました。今回、既存ユーザーの学校法人様からのご要望に応えて、「研究費管理」および「学納金管理」を追加開発し、より幅広く学校法人特有の会計業務への対応が可能となりました。また、予算執行や支払等の業務を標準テンプレートとして機能追加し、大規模なアドオンやカスタマイズをすることなく、既存システムからのスムーズな移行を実現します。

強み・特長

①2,000以上の企業や組織・団体が利用するシステムを学校法人にも展開

既存会計システムの標準機能であるペーパーレスや電子帳簿保存法への対応を兼ね備えた経費精算や購買管理システムを学校法人で利用頂けます。また、ICカード連携や購買サイト等の外部サービスとも連携しており、予算執行管理の業務効率化と統制強化の双方を実現します。単なる学校法人専用システムではなく、これまでワークスが民間企業向けに機能強化してきたシステムを利用頂くことにより、学校法人のDX化を支援します。

 

②グループウェアやチャットボットとの連携で、DXをさらに推進

ワークスが提供する大規模ユーザー向けグループウェア・ワークフロー製品「ArielAirOne」、小規模から利用できるワークフロー「HUE ワークフロー」や全自動AIチャットボット「HUE チャットボット」とクラウド連携することで、組織内の稟議フローやポータル管理、会計以外の教員・大学職員同士や学生とのコミュニケーションといった法人運営における幅広いバックオフィス業務のDX化に貢献します。また、タスク進捗管理サービス「HUE プロジェクトボード」は、組織内のみならず、学外協力者との共同研究といった外部とのコラボレーションを支援します。

 

③導入後のメンテナンスもフルサポート

既存会計システムと同様に、法律・税制改正、社内業務・制度変更、技術トレンドの変化に合わせ、標準パッケージ自体を無償でバージョンアップします。また、お客様専用のお問い合わせ・情報共有サイトを開設しており、製品運用上のお問い合わせや質問等に随時対応します。

今後の展望

WAPEは、今後5年間で30法人への「私立大学向けERPソリューション」導入を目指します。また、当活動を通じて学校法人の業務標準化テンプレート作成や必要機能の強化を図ることで、学校法人におけるDX化を実現し、業務効率向上によりクライアントが教育に注力することができる環境づくりに貢献します。

ワークスアプリケーションズグループについて

株式会社ワークスアプリケーションズは、1996年7月の創業以来、日本発の業務アプリケーションのパッケージソフトウェア会社として、国内大企業に製品・サービスを提供しております。2021年には持株会社制に移行しました。ワークスアプリケーションズグループは、「働く」の概念を変え仕事をより創造的なものへ、そして企業の生産性を高め企業価値を拡大する、この企業理念のもと、ERPプロバイダーとしてさらなる発展を目指します。

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この記事に関するお問い合わせ先

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