RPA
コープデリ生活協同組合連合会
RPAによる手作業の自動化で作業時間を 1/12に短縮 ワークス提供のRPA導入サービス活用事例
食の安全と安心を第一に、宅配事業や店舗事業等を通して、食卓に笑顔を届けるコープデリ生活協同組合連合会は、1 都 7 県 7 会員生協を有し、485 万人を超える組合員に選ばれています(2018 年 6 月時点)。
コープデリ生活協同組合連合会(以下、コープデリ連合会)は、関東信越の生協の連合会として、商品・物流・生産・システム・経理・人事教育などの共通基盤を整備し、宅配事業・店舗事業・サービス事業などの本部機能を共同で作り上げています。
今回は、子会社9社を含むグループ全体の「HUE Classic」ACシリーズ活用事例やRPA導入事例、その具体的な効果について伺いました。
「HUE Classic」 × RPA によって手作業を自動化
コープデリ連合会は、関東信越の1都7県7会員生協にて宅配事業、店舗事業、共済・保険事業、福祉事業、サービス事業等を展開しています。その中でコープデリ連合会は、各事業の本部機能ならびに間接部門の共通基盤として役割を担っています。
コープデリ連合会では、2016年12月に「HUE Classic」ACシリーズ[i]を導入開始し、2017年12月に同会および7会員生協にて稼動しました。「HUE Classic」導入を機に、システムに合わせた業務見直しを図ると同時に、2018年3月には子会社9社を含めた財務会計基盤の構築を実現。その後も積極的に業務のデジタル化を推進し、予算管理業務や資金管理業務、固定資産管理業務の半減等を実現しています。
また、コープデリ連合会の業務全般における更なる効率化を目的にRPAの導入を検討する中、経理業務のRPA化を検討開始。2018年11月よりワークスのRPA導入サービス「ロボット作成代行サービス」を利用することで、RPAによるデータの作成や取り込み作業の自動化を実現しました。
「HUE Classic」 × RPA の活用事例
コープデリ連合会では、早期にRPAの効果を享受するため、RPAによって作業時間の大きな短縮を見込める業務から着手する実践的導入を進めました。
ワークスが提供する「ロボット作成代行サービス」を活用して、従来手作業で行っていた会員生協に配布する資料作成作業、ならびに手書き伝票等のデータ化に際する作業の一部にRPAを取り入れ、大幅な業務効率化を実現しました。
コープデリ生活協同組合連合会様からのコメント
「RPAの導入領域を検討していた当初は、例えば本来的には手書き伝票を全廃した方が良いのではとの考えもありました。しかしながら、手書き伝票をなくすとなると、各現場の運用から大きく変えることになってしまい、かえって業務負荷が増大することになります。グループ全体で捉えると、手書き伝票からシステムに取り込む際のデータ作成の工程をRPAにより自動化するというプロセスの方が最適であるとの結論に至り、このたびのRPA活用を選択しました。ワークスの『ロボット作成代行サービス』では、今後の自社内でのメンテナンス性を考慮し、使い方のレクチャーまでしていただけたのは非常に有益だと感じています。」
RPA適用範囲、導入効果
手作業で約1時間かかっていたものが、RPA化によりわずか5分で完了。
手作業で約1時間かかっていたものが、RPA化によりわずか5分で完了。
ワークスが提供するRPA導入サービス
NTTグループの開発する「WinActor」正規販売特約店[ⅱ]として、「WinActor」のライセンス販売および「HUE Classic」の設定に応じたロボット作成代行、問い合わせサポートまでワンストップでご提供いたします。
[i]ご利用の製品は、「HUE Classic Financial Management」「HUE Classic Business Management」「HUE Classic Cash Management」「HUE Classic Assets Management」の4製品です。
[ⅱ]株式会社エヌ・ティ・ティ・データ「販売特約店一覧」https://winactor.com/introduce/partners/
※「WinActor」はNTTアドバンステクノロジ株式会社の登録商標です。
※本記事は2019年3月の内容です。