統合システムにより連結決算、開示処理までを効率化することで、グループ内財務情報の可視化を実現
新システムの選定に際しては、HD傘下各社の会計業務に標準機能で対応可能であること、単体決算から連結決算、開示処理までの一連の会計業務をワンパッケージで実現できることが評価され、「HUE Classic」が採用されました。
導入効果として、決算時や監査時における対応工数削減、「HUE Classic」を統合基盤として活用することによるグループ管理会計の実現があげられます。また、国産ERPパッケージ第1位(※)として全国に顧客を持ち、継続的な保守サポートが受けられる点も評価のポイントとなりました。
(※) 2010年大手企業向け(年商1,000億円以上)ERPライセンス売上高シェア(エンドユ ーザ渡し価格ベース) 出典:株式会社矢野経済研究所調べ
IFRSを見据えた磐石な対応基盤を構築
トナミHDでは、改定の頻発が予測されるためムービングターゲットとも言われるIFRSへの対応も視野にいれ、将来的なシステムの拡張性・柔軟性も重要視されております。ワークスでは追加コストなくIFRSを含めた法改正、内部制度やインフラ等あらゆる環境の変化に追従する「無償バージョンアップ」を製品コンセプトに掲げており、陳腐化しない最新のシステムを永続的に提供いたします。こうした、システム導入のみに留まらない支援により、今後も「HUE Classic」を通じて大手企業の業務改善、情報投資効率向上を支援してまいります。
統合会計システム「HUE Classic」ACシリーズの特長
一般的に企業の連結決算時には、通常の会計システムと連結用システムとを併用することが多いのに対し、「HUE Classic」ACシリーズは同一パッケージ内に双方の機能を実装していることを特長としております。これにより、連結対象となる各社ごとの勘定科目の組み換えをシームレスに自動化し、内部取引消去等、集計時の各処理における煩雑さを解消することが可能です。
加えて、ディスクロージャー支援機能として、連結開示書類や各種帳票の作成までを網羅しているため、単体・連結決算から開示まで、一連の業務をワンストップで効率化いたします。このような一貫性を持つ「HUE Classic」をグループ管理会計の基盤として活用することで、経営指標を連結ベースで多角的に分析し、その情報を戦略的な経営計画の策定にタイムリーに活かすことが可能となります。
そのほか、資産管理や資金管理等、企業の会計業務に関わる機能を幅広く網羅し、お客様業務の効率化、投資効果の最大化を総合的にサポートしてまいります。
※本記事は2011年6月の内容です。