レゾナック様
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大規模製造業の複雑な固定資産・建仮要件を
パッケージ標準機能のみで実現
株式会社レゾナック(旧:昭和電工マテリアルズ株式会社、本社:東京都港区、代表取締役社長:髙橋 秀仁、以下 レゾナック)は、社会課題の解決に向けて革新的なソリューションの提供を目指し、情報通信・モビリティ・エネルギー・ライフサイエンスを支える各種製品の開発・製造を行なっております。主な製品として、半導体用の材料やリチウムイオン電池用負極材、自然エネルギーを支える産業用鉛蓄電池、生化学自動分析装置用試薬などがあります。 アジア、ヨーロッパ、北米に設計、製造拠点を抱え、2020年度決算時の連結従業員数は23,421人です。株式会社レゾナックはワークスアプリケーションズグループ(以下 ワークス)の「HUE Asset」を固定資産管理システムとしてグループ企業を含めた3社に導入し、2021年4月より稼働いたしました。
導入の背景・採用理由
レゾナックは、材料を基軸とした幅広いテクノロジー・プラットフォームによる製品開発力を強みとして、情報通信・モビリティ・エネルギー・ライフサイエンスを主軸とした分野におけるソリューションを提供する事業を展開しています。
先端素材・材料からプロセス、技術サービスまでのあらゆる課題を解決するワンストップ・ソリューションの提供を目指して、2020年に昭和電工グループの一員として加わりました。 昭和電工グループ参加に伴い、経営・事業変革に対応できる基盤再編の一環として固定資産管理システムの切り替えが求められたため、目標とする2021年4月稼働への円滑な切り替えが実現でき、製造業の多岐にわたる業務要件をカバーしたパッケージソフトウェアとして「HUE Asset」の採用へと至りました。
導入効果
多岐にわたる業務要件が求められる大規模製造業での「HUE Asset」導入でしたが、追加開発をすることなく標準機能のみで対応し、当初の予定通り2021年4月稼働を実現しました。環境構築の前倒しといった各種調整、関係者との綿密な打ち合わせに加え、必達要件のすり合わせをプロジェクト中に繰り返し行うことが成功要因となりました。
さらに、稼働後に対応することとなった主要な要件については、追加開発をせず、標準機能の設定変更によって実現しており、大手企業の業務・機能要件に対して約90%の高い網羅性を備えたワークスのパッケージソフトウェアならではの汎用性が活きています。
導入にあたっては、情報を一元的に管理する重要性の高まりから、以下2つの機能を導入しました。これにより、申請から承認・管理業務まで、業務の流れを一本化しました。
・登録者の負担を最低限に留めることが可能な勘定振替機能を有する建設仮勘定機能
・償却予定情報をはじめとした多角的な分析が可能な照会機能を有する固定資産機能