株式会社東海理化様
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トヨタ系大手自動車部品メーカーの東海理化、
「HUE Classic」ACシリーズが稼動
トヨタ系大手自動車部品メーカーである東海理化は、人の意志をクルマに快適に伝えるヒューマン・インターフェイスシステムをはじめ、クルマを守る安心のセキュリティシステム、生命を安全に守るセイフティシステムなど、人とクルマがふれあい、対話する製品づくりを通じて、クルマのある豊かな社会づくりに貢献しています。
今、自動車産業は、自動運転や電動化、コネクティッド、カーシェアリング等の新技術導入により、大きな変革を迫られています。こうした環境下において、東海理化は「収益基盤の強化」や「人材の育成・確保と労働の質向上」を掲げ、同社の経理・人事部門においてはさらなる業務効率の向上と経営に貢献する活動の推進が求められました。バックオフィス業務の在り方の刷新や将来の国際会計基準(IFRS)導入も見据え、業務改善と経営貢献の基盤づくりに取り組むべく、東海理化はシステム検討を開始しました。
自動車産業の変革を機能・ノウハウ・コスト面から支援する「HUE Classic」を採用
「HUE Classic」の採用にあたって、東海理化から特に評価いただいたのは以下の2点です。
①さまざまな業種業態で必要とされる豊富な機能(※)を標準機能として提供しているため、それらを活用することによりアドオン等の個別開発の必要なく、自社の業務要件を満たすことが可能な点。また、全ユーザーが同じ製品を使うことにより、製品に各社の業務プロセスや業務ノウハウが蓄積され、ユーザーの業務に業界のベストプラクティスを取り入れることができる点。
※例)会計シリーズでは建設仮勘定や海外債権管理、グループ会社管理
②今後のIFRSへの適用や法改正、制度変更、業務ニーズの変化に対して必要性が認められた機能は、無償のバージョンアップによって定額保守料の範囲内で標準機能として製品に実装されるため、業務改善に伴うシステム対応における追加改修コストの発生を防ぎ、システム投資コストの見える化が可能な点。
「HUE Classic」の導入効果について
東海理化は、2017年4月から運用を開始し、現在までに以下のような導入効果が得られています。
- ・個別に運用されていた会計システムと債権債務システムを、会計シリーズにて統合化。これにより、人手で行っていたシステム間の連携作業の大幅な効率化を実現。
- ・会計シリーズに蓄積された他社の運用事例を活用して、伝票の集計方法と保管方法の見直しを実施。これにより、以前は半日以上かけて行っていた集計作業がボタン1つで実施できるようになり、業務改善を実現。また、保管作業においても、伝票印刷を廃止できたことで、ペーパーレス化を実現。
- ・プロジェクトを通じたゼロベースでの業務改善に取り組むことで、既存業務の実施にかかる工数を2人工相当削減し、より直接的な経営貢献のためのリソースを確保。
※本記事は2018年10月の内容です。